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2023.06.02
「6月」
梅雨早いものですでに1年の半分ほどが過ぎてしまいました。弊社のある愛知県名古屋市は5月29日には梅雨入りし、ここ数日は雨が続きそうな天気です。

子供の頃は梅雨というと、しとしと雨が降ってカエルやカタツムリ・アジサイなどが見られて、THE梅雨というような日々だったと記憶しています。しかし、最近の梅雨では降る雨も徐々に増えてきているようにも感じます。実際、気象庁のデータではここ5年の東海地方の降水量は平年の100%越えで、2020年に至っては193%となっています。

在宅介護では、外の天気はさほど関係ないと思われるかもしれません。しかし、この梅雨時期の湿気は要介護者にとっても厄介です。降水量の増加によって湿気が増すこと、さらにこの時期徐々に気温が上がってくることによって以下のことが考えられます。

  • 高湿度の環境によって、カビやダニの繁殖が促進されます。
    これにより、アレルギー症状や呼吸器系の問題が悪化することがあります。特にアレルギーや喘息などの呼吸器疾患を抱えていたり、要介護者が気管切開や人工呼吸器を使用している場合、湿気は悪影響を及ぼす可能性があります。実際私は施設に努めている時に、湿気によって気切カニューレの入居者様の喀痰が増加し、窒息しかけている場面に何度か遭遇しました。
  • 高温多湿の環境では体温調節が困難になることがあります。
    要介護者は体温調節機能が落ちていることが多く、適切な環境下での体温管理が重要です。早い話、熱中症になりやすいです。
  • 高温多湿の環境下では一般的に不快感を引き起こし、ストレスやイライラ感を増加させます。
    この場合、ストレスにさらされるのは要介護者より介護者側かもしれません。こまめな水分補給、汗をかきすぎるほど暑い環境にいた場合は、適度なタイミングでクーリングすることをお勧めします。私は天パですので湿気で汗をかきやすく、髪の毛がくるくるになるこの時期が嫌いです。
以上は一例ですが、今後の気候が高温多湿になるにつれて起こりうる弊害です。気候の変化は介護現場にも十分影響を及ぼしていきます。皆さま、くれぐれも体調を崩されないようお過ごしくださいませ。
森下
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